キヤノン、円安で国内生産６割へ

キヤノン、円安で国内生産６割へ
高価格帯の新製品中心に

　キヤノンは２８日、国内での生産割合を現在の４割から、３年後までに６割に引き上げる方針を明らかにした。円安の影響や海外拠点での人件費上昇を受けて、生産体制を見直す。高価格帯の新製品を中心に国内生産を増やす。
　キヤノンは現在、金額ベースで国内生産が４割、海外生産が６割を占めている。東京都内で記者会見した田中稔三副社長は「自動化などを活用すれば、海外との生産コストのギャップは埋められる」と述べた。海外拠点から撤退はせずに、国内生産の比率を高める。
　キヤノンが同日発表した２０１４年１２月期連結決算は、純利益が前期比１０・５％増の２５４７億円と２年連続増益。

http://www.47news.jp/CN/201501/CN2015012801001122.html

タグ：47NEWS